ちょっぴり元気になる今日のことば
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しあわせは・・・
自分の心にある
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ふとしたきっかけから
施設の夜間警備を担当する方とお話をする機会がありました。
担当する日に
店頭の「ちょっぴり元気になる今日のことば」を
楽しみにしてくれていたようです。
「言葉ってとても大切ですよね」との話から
あしなが育英会を立ち上げられた岡嶋信治さんの話になり、
昨晩、「月間致知」の特集（命の炎を燃やして生きる）」で
岡嶋さんがとりあげられた記事を届けてくれました。
高校在学中に、
親代わりの姉を酔っ払い運転のトラックに奪われ一瞬のうちに姉と甥を失ったこと、
そのことを朝日新聞へ投書し、投書欄に掲載されたことで全国から130もの激励が届いたこと、
就職後も、「姉と甥を奪われた経験を生かしたい」「何とか皆さんの励ましにお応えしたい」
その想いから、「交通事故遺児を励ます会」の立ち上げを新聞への投稿で宣言したこと、
そして、16人の仲間が全国から手を挙げてくれたこと。
現在に至るまでの取組みを知り
心が熱くなりました。
その活動の中で交通事故遺児の作文がありましたので
ご紹介させていただきます。
この作文は、
当時の人気番組「アフタヌーンショー」で紹介され
番組の中で中島君が朗読を始めると司会の桂小金冶ボロボロと涙を流し
テレビを通して全国から文集の入手を求める電話が殺到したようです。
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「天国にいるおとうさま」
中島 穣 (十才)
ぼくの大すきだった おとうさま
ぼくとキャッチボールをしたが
死んでしまった おとうさま
もう一度あいたい おとうさま
ぼくは
おとうさまのしゃしんを見ると
ときどきなく事もある
だけど
もう一度あいたい おとうさま
おとうさまと呼びたい
けれど呼べない
どこにいるのおとうさま
もう一度ぼくをだいて おとうさま
ぼくがいくまで まってて
もう一度ぼくとあそんで おとうさま
おとうさま ぼくといっしょに勉強してよ
ぼくにおしえてよ
おとうさま どうして三人おいて死んだの
ぼくは
今までしゅっちょうしていると思っていた
おとうさままってて ぼくが行くまで
おとうさま おとうさまぁ
もう一度「みのる」って呼んで
ぼくもおとうさまと呼ぶから
ぼく「はい」と返事するよ
ぼくは かなしい
おとうさまがいないと
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「致知」2007年3月号より
岡嶋さんが魂の拠り所していたといわれる坂村真民先生の詩魂。
「頑固こそ わたしのたから 一徹こそ わたしのいのち」
「ザコはザコなり 大海を泳ぎ われはわれなり 大地を歩く」
そしてこうも言っています。
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人生は死ぬまで戦いです。
もう今年は64歳になるのだからそろそろゆっくりとしよう、
といった考えは私にはありません。
与えられた命を最後まで燃焼し尽くしたいのです。
人間は一人で生まれてくるのではありません。
何千、何万というご先祖様の命を受け継ぎ、
きょうまで無数の方々の支えによって生かされていまの自分があるのです。
このことを深く自覚すれば、おのずと感謝の念が生じ、
中途半端な生き方はできなくなるはずです。
私はこの年になったいまも
毎日一時間外を走り、縄跳びの縄を手に二重飛びを五百回やります。
体の外からもどんどん刺激を与え、
命の炎を燃え立たせているのです。
･･･中略･･･
私自身も、一人ひとりが与えられた命の尊さを深く自覚し、
支え合って生きる社会の実現へ向け、命の炎を最後まで燃やし続けていく覚悟です。
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「致知」2007年3月号より
感動したとともに
自分自身が生きる意味について
深く考えさせられました。
「何のために・・・」
この学びをぜひ活かしていきたいと思います。
夜間警備の担当者さんへ
ご紹介していただきありがとうございました。
この縁を大切にしたいと思います。
致知出版社
http://www.chichi.co.jp/
あしなが育英会
http://www.ashinaga.org/
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